2012年08月15日
日本で最初にエコロジーと言った南方熊楠
本屋に行くと『エコで節電』、『エコで節約』とうたった本をよく見かけます。
そういうことも含まれていると思いますが、
エコロジーは、もう少し広い考え方みたいです。
日本人で初めてエコロジーという言葉を使ったのは知の巨人
南方熊楠(みなかたくまぐす)だといわれています。

熊楠は慶応3年(1867年)和歌山の生まれ
明治40年(1907年)、
神社合祀の反対運動をした際に『エコロジー』という言葉を使って
環境保全を呼びかけました。
植物、特に菌類の研究をしていた熊楠は
神社合祀をすると鎮守の森が無くなる、
そこにいる貴重な菌類、植物がいなくなる、生態系が破壊される。
地域の繋がり、文化的な蓄積が分断される、
取り返しのつかない弊害ばかり、即刻止めるように!と主張したワケです。
しかし中止されるまでに鎮守の森は以前の5分の1から
地方によっては7分の1程に減少してしまいました。
1つの行為が回りにどれだけの影響を及ぼすか?
広い視野を持っていた熊楠は型に嵌り切らない自由人、
変人、日本のダビンチ、いろんな言い方をされるとんでもなくユニークな人でした。
彼の研究、とんでもエピソードは、また改めて紹介したいと思います。
<イワ>

そういうことも含まれていると思いますが、
エコロジーは、もう少し広い考え方みたいです。
日本人で初めてエコロジーという言葉を使ったのは知の巨人
南方熊楠(みなかたくまぐす)だといわれています。

熊楠は慶応3年(1867年)和歌山の生まれ
明治40年(1907年)、
神社合祀の反対運動をした際に『エコロジー』という言葉を使って
環境保全を呼びかけました。
植物、特に菌類の研究をしていた熊楠は
神社合祀をすると鎮守の森が無くなる、
そこにいる貴重な菌類、植物がいなくなる、生態系が破壊される。
地域の繋がり、文化的な蓄積が分断される、
取り返しのつかない弊害ばかり、即刻止めるように!と主張したワケです。
しかし中止されるまでに鎮守の森は以前の5分の1から
地方によっては7分の1程に減少してしまいました。
1つの行為が回りにどれだけの影響を及ぼすか?
広い視野を持っていた熊楠は型に嵌り切らない自由人、
変人、日本のダビンチ、いろんな言い方をされるとんでもなくユニークな人でした。
彼の研究、とんでもエピソードは、また改めて紹介したいと思います。
<イワ>
