家出のかわりに

ecoshopgirls

2012年04月20日 10:50

家に帰りたくない、

このまま何処かへ行ってしまいたい。

そう思うことありませんか?


実際に家出をするわけにもいかないので

本屋で時間を潰すことにしました。





ゆっくりと店内を徘徊した後、写真集のコーナーへ。

初めに手に取ったのは

チロ愛死」 荒木経惟  河出書房新社

天才アラーキーが撮る裸のオネーチャンの写真に挟まれた
愛猫チロのやせ細った姿。
艶を無くしてポソポソになった毛並み。

チロが居なくなった後は、ただ空の写真が続くのみ。


次に手にしたのは

未来ちゃん」  川島小鳥 ナナクロ社

数年前、雑誌に小さな紹介記事が載っていて
表紙の女の子の異様な存在感に惹きつけられた。 


未来ちゃん!あんたは妖精!?
妖精みたいにフワフワしてないし、もっと和風だから、座敷わらしかな?
いやいや未来ちゃんは人間の女の子だ。

鼻水垂らしてる野生児ぶりと、ときどき見せるホワンとした顔が、いい!

   
弱っていく命と

育っていく命

命はどちらも愛おしい。


本屋さんのスツールでボロボロ泣いてしまいました。

<イワ>


-ふじのくにエコショップ宣言-



※ 長泉町でひらかれていている、アラーキーの写真集展
 チラシでは7/22までだけど1週間延びて29日までだって
IZU PHOTO MUSEUM



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