家出のかわりに
家に帰りたくない、
このまま何処かへ行ってしまいたい。
そう思うことありませんか?
実際に家出をするわけにもいかないので
本屋で時間を潰すことにしました。
ゆっくりと店内を徘徊した後、写真集のコーナーへ。
初めに手に取ったのは
「
チロ愛死」 荒木経惟 河出書房新社
天才アラーキーが撮る裸のオネーチャンの写真に挟まれた
愛猫チロのやせ細った姿。
艶を無くしてポソポソになった毛並み。
チロが居なくなった後は、ただ空の写真が続くのみ。
次に手にしたのは
「
未来ちゃん」 川島小鳥 ナナクロ社
数年前、雑誌に小さな紹介記事が載っていて
表紙の女の子の異様な存在感に惹きつけられた。
未来ちゃん!あんたは妖精!?
妖精みたいにフワフワしてないし、もっと和風だから、座敷わらしかな?
いやいや未来ちゃんは人間の女の子だ。
鼻水垂らしてる野生児ぶりと、ときどき見せるホワンとした顔が、いい!
弱っていく命と
育っていく命
命はどちらも愛おしい。
本屋さんのスツールでボロボロ泣いてしまいました。
<イワ>
-ふじのくにエコショップ宣言-
※ 長泉町でひらかれていている、アラーキーの写真集展
チラシでは7/22までだけど1週間延びて29日までだって
IZU PHOTO MUSEUM
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